ayashizen2007-09-15

実習生の田中さんの提案でイノシシさんを観察するために先週末の夜に田んぼにテントを張りました。アウトドアが苦手な○○○さんは田んぼ脇の道路に車を停めて宿直(?!)です。


夕闇の訪れとともに、ななぁなんと!!!!この季節に蛍が、一匹の蛍が舞いました。本当に一匹だけでチヨットさみしいそう・・・・。でもとても優雅な舞でした。


翌朝、起きると稲と稲の間にくもたちがたくさんくもの巣を張っていて、朝露がついたくもの巣がキラキラかがやきまるで雲海の様です。写真では今一ですが、ぜひご覧ください!!未だに行っていませんが宮崎の秘境高千穂の雲海もかくありぬと言う素晴らしさでした。(宮崎県の秘境、高千穂町椎葉村には今年こそは絶対行きます。冬場の夜神楽は必見です。一緒に行きたい方はご連絡を!!)

ayashizen2007-09-13

自然農講師・北城直樹さんの指導で始めたイノシシさん用のネットはりですが、5分の3ほど張り終えました。先日、来場された佐々木さんから教わりましたが,イノシシさんはサル並みの学習能力があるそうです。(尾立の田渕民男さんからサルの被害の強烈さは以前に習いました。)


イノシシさんは現在も実践場の電気柵周辺で活動していて、本当に田んぼの中に入りたいのだと思います。昨年までは入り放題でしたから・・・。でも今年は何か違うとイノシシさんたちも感じていると思います。だから、今日までは入っていません。写真はイノシシさん対策の宿直(?!)用のテントです。イノシシさん無人の時にテントに入って寝ていたらシシナベじゃけんね!!(まー無事に捕まえられたらの話ですが・・・。先に、私たちがニンゲンナベにされても困りますし・・・。イノシシさん、ここは一つ話し合いで!!)

昨日から田んぼの周囲にイノシシよけのネット(きゅうり用のもの)を張りはじめました。昨年の賢治の学校の自然農米のおいしさをイノシシさんは覚えている様子です。ネット利用は尾立地区の田淵民男さんからアイデアを頂きました。自然農講師の北城直樹さんの指導で初めての作業でしたが約40mほどネットを張り終えることができました。


イノシシさんはイノシシさんの生を生き私たち人間は人間の生を生きます。イノシシのすみかを奪ったのは人間ですが(結果として里にイノシシが出てくるようになりました。)それぞれの生を全うするのは自然界の定めです。米を食らう人としてイノシシさんに田んぼに入って欲しくありません。イノシシさんゴメンね!!


ただ、排除するのではなくてイノシシの本来のすみかでもある照葉樹の森を復元する必要があります。綾で始まっている「綾照葉樹林プロジェクト」(官民5者の共同の事業です。)では
、照葉樹の自然林を現在の2000ヘクタールから10000ヘクタールまで100年かけて復元して行きます。自然界の掟の中で生かされていますから、自然界の理に従いイノシシさんと人間が住み分けできる状況を「作れ」れば本当に良いと思うのですが・・・・。照葉樹林を復元するための人工林(杉・ヒノキ林)のボランテァでの間伐作業も始まっています。


「綾照葉樹林プロジェクト」へのご協力もお願い致します。「イノシシさん,それまでこらえてつかぁーさい。」(坂本竜馬風〜高知弁これでよろしいでしょうか?)

ayashizen2007-09-02

今日、9月2日(日曜日)は朝10時より「そば打ち会」を行いました。夏休みの最終日でもあり子どもたちも参加した、にぎやかな1日となりました。常連の西田さんは諸塚村(宮崎県)のご出身ですが、お母さんが子供のころそばを打ってくださったそうです。ご参加の皆さま有難うございました。


宮崎とそばの関係は深そうです。2005年に行った焼き畑でのそばまき(略して「焼きそば」)の際に駆けつけてくださった藤原博志先生(宮崎大学元学長)からは焼畑でのそばまきが優れた農耕技術であることを学びました。椎葉村(宮崎県三大秘境)などでは現在もこの貴重な文化が残されています。


椎葉村などで残されている焼畑は4年連続で作物を作ります。そして、また最低十数年かけて森を復元させるもので、熱帯の開発で行われている焼畑とは全く異なります。縄文時代から伝わる焼畑には自然に対する畏敬の念を感じます。実践場北側の畑ではそばまきも行われました。そばの開花と収穫が楽しみです。今日は定員10名の企画でしたが参加できなかった皆様も是非そばの畑を見に来てください。


UPした写真は実習生の田中さんが撮影したものです。お米の実りと虫、さまざまな命がこの田んぼで出会います。

朝めし前1番の仕事は田んぼのあぜ直しをしました。(「朝めし前」の語源が体で分かりました。以前、鳥山先生[東京賢治の学校・代表]からは伺っていたのですが、体験するとこれが「朝めし前か」と実感を持って分かります。)


水が抜けた田んぼに水をはると結構な水圧があぜには掛かります。排水口まわりが弱くなり何時か決壊しそうでしたので、土嚢で補強工事しました。


これで台風でも来ない限り安心(?!)です。


その後は、ふわふわ畑で草に覆われた大根まわりの除草を行いました。畑の横の土井さんから、昨日「頑張っているわね」と声をかけて頂きました。一昨日、土井さんから頂いたカボチャプリンはご主人の作とか。本当に美味しいかったです。是非、作り方を教えて頂たいものです。


さて、明日は田んぼの写真をUPします。(あくまで予定です・・。)

ここ2日ほどは体感温度が下がっているのを感じます。少しの差ですが、体が喜んでいるのを感じます。


さて、今朝は念願の物置スペースを実践場の北側に作りました。収納物が段々増えていますが、台風のたびに建物内に強風で飛ばされないようにと移動させていました。この作業は結構大変です。そこで、物置スペースを作り屋外に物を置かないようにしようと言うものです。ひさびさの大工仕事も楽しめました。


朝めし前2番手の仕事は、田んぼの電気柵まわりの除草の続きと水穴探しを行いました。水管理も難しいものですね。日に2・3回は田んぼを見に行かないと水が抜けていたりします。2・3cmの穴が空くだけで水の入りが全然違ってきます。田植え後の雨が降らなかった半月の間に豊富に水を入れることができなかったのは本当に残念です。


秋の到来を感じますが良き実りの秋でありますように!!。明日は9月1日です。