ayashizen2007-09-02

今日、9月2日(日曜日)は朝10時より「そば打ち会」を行いました。夏休みの最終日でもあり子どもたちも参加した、にぎやかな1日となりました。常連の西田さんは諸塚村(宮崎県)のご出身ですが、お母さんが子供のころそばを打ってくださったそうです。ご参加の皆さま有難うございました。


宮崎とそばの関係は深そうです。2005年に行った焼き畑でのそばまき(略して「焼きそば」)の際に駆けつけてくださった藤原博志先生(宮崎大学元学長)からは焼畑でのそばまきが優れた農耕技術であることを学びました。椎葉村(宮崎県三大秘境)などでは現在もこの貴重な文化が残されています。


椎葉村などで残されている焼畑は4年連続で作物を作ります。そして、また最低十数年かけて森を復元させるもので、熱帯の開発で行われている焼畑とは全く異なります。縄文時代から伝わる焼畑には自然に対する畏敬の念を感じます。実践場北側の畑ではそばまきも行われました。そばの開花と収穫が楽しみです。今日は定員10名の企画でしたが参加できなかった皆様も是非そばの畑を見に来てください。


UPした写真は実習生の田中さんが撮影したものです。お米の実りと虫、さまざまな命がこの田んぼで出会います。