昨日から田んぼの周囲にイノシシよけのネット(きゅうり用のもの)を張りはじめました。昨年の賢治の学校の自然農米のおいしさをイノシシさんは覚えている様子です。ネット利用は尾立地区の田淵民男さんからアイデアを頂きました。自然農講師の北城直樹さんの指導で初めての作業でしたが約40mほどネットを張り終えることができました。


イノシシさんはイノシシさんの生を生き私たち人間は人間の生を生きます。イノシシのすみかを奪ったのは人間ですが(結果として里にイノシシが出てくるようになりました。)それぞれの生を全うするのは自然界の定めです。米を食らう人としてイノシシさんに田んぼに入って欲しくありません。イノシシさんゴメンね!!


ただ、排除するのではなくてイノシシの本来のすみかでもある照葉樹の森を復元する必要があります。綾で始まっている「綾照葉樹林プロジェクト」(官民5者の共同の事業です。)では
、照葉樹の自然林を現在の2000ヘクタールから10000ヘクタールまで100年かけて復元して行きます。自然界の掟の中で生かされていますから、自然界の理に従いイノシシさんと人間が住み分けできる状況を「作れ」れば本当に良いと思うのですが・・・・。照葉樹林を復元するための人工林(杉・ヒノキ林)のボランテァでの間伐作業も始まっています。


「綾照葉樹林プロジェクト」へのご協力もお願い致します。「イノシシさん,それまでこらえてつかぁーさい。」(坂本竜馬風〜高知弁これでよろしいでしょうか?)